ログ集積プラットフォーム『アットハブ』を提供開始
~ 「いつ」・「どこで」・「だれが」・「なにを」に抽象化されたログデータを どんな業務システムにも容易につなげて活用可能 ~
TISインテックグループの中央システム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:本間 匡、以下中央システム)は、ログ集積プラットフォーム『アットハブ』を提供開始しました。
ログ集積プラットフォーム『アットハブ』
https://www.athub.io/
『アットハブ』は、各種センサーやビーコン、ICカード、バーコード、RFID、電話、スマホアプリなど多種多様なハードウェアやソフトウェアから、「いつ」・「どこで」・「だれが」・「なにを」といったログデータを集積し、業務システムにデータ連携を可能にするハブシステムです。ログデータを「いつ」・「どこで」・「だれが」・「なにを」に抽象化することで、ログを作り出すハードウェア、ソフトウェアに依存しないデータとして扱うことを可能にし、業務システムにおけるログデータの活用を容易にします。
これまでユーザが様々なデバイスからログデータを業務に活用したい場合、まずデバイスを選定し、データを収集する仕組みを構築し、さらにそれを業務システムに連携する仕組みを作らなければならず、時間とコストがかかっていました。中央システムの『アットハブ』は、データの収集に必要な様々なハードウェアやソフトウェアをあらかじめ用意しているため、ユーザは『アットハブ』と連携可能なハードウェアやソフトウェアを選ぶだけで、業務システムに必要なログデータをすぐに活用することができます。費用も時間もかけることなく、必要なデータをすぐに活用できるため、業務システムの様々な課題を安価に迅速に解決することができます。
中央システムは、『アットハブ』を自社システムの開発・管理をしている情報システム部門やお客様のシステム構築を手掛けるシステムインテグレーター、『アットハブ』と連携可能なクラウドサービスベンダーに提供し、様々な課題解決をお手伝いいたします。
提供の背景
中央システムは2012年よりクラウド勤怠管理サービスを提供してきましたが、多くの企業からカスタマイズや既存システムとの連携などのご要望をいただいてきました。その中には、勤怠管理だけではなく、入退出管理、在室時間のデータ収集、遠隔施設の状態把握など、勤怠管理の仕組みを使って勤怠管理とは全く異なる課題解決のご相談も多くあり、これらの要望から、企業が本当にほしいものはログを作り出すハードウェア、ソフトウェアとそのログデータそのものである考えました。そこで、中央システムではログの基本情報である「いつ」・「どこで」・「だれが」・「なにを」の情報だけを簡単に収集することができる『アットハブ』を開発し、提供することとなりました。
特徴と活用例
『アットハブ』の最大の特徴は”抽象化指向”(Abstraction thinking)で、様々なハードウェア、ソフトウェアから作り出される業務データを「いつ」・「どこで」・「だれが」・「なにを」の構成要素に抽象化し、業務依存、業務特化しないデータとして格納します。抽象化されたログデータは繋がる先の業務システムを選ばず、様々なシステムで活用することができるため、以下のような課題解決に役立てることができます。
- 労働時間の適正な把握のための客観的な記録の取得
- 人感センサーを使った遠隔施設の稼働状況の把握
- 電話の着信履歴を活用した人材派遣業の点呼業務の効率化
- 物流ラインのコール(呼び出し)システム、生産ラインの工程毎作業時間の集計 など
サービス利用料
サービス利用料は基本料金と月間の発生データ数による従量課金です。
データを収集するハードウェア、ソフトウェア(コネクタ)が2系統で、連携する業務(チャネル)が1系統の利用料イメージは以下の通りです。
『アットハブ』の詳細は以下URLをご参照ください。